ひらがな書けない、読めないとき
子どもがひらがなを書けない、読めない
ときに、いきなり書く練習をするのではなく、
斜めの線が処理できるか、同じ形を作ることができるか、図形を使って形作ることができるか
といくのが重要になってきます。
書くのが苦手なのには、
●鉛筆をうまく持てない
●力がうまく入れられない
●同じ形を模写できない
といった理由があります。
それらの練習を、別の角度から取り組んでいくのです。
斜めの線が理解できる、ということは
ひらがなを理解する上でとても重要です。
「く」や「へ」など、斜めの線を使う文字は多いからです。
私の子どもが通っている言葉の相談では、
いろいろな教材を使っていて、
●図形モザイクパズル
●状況カード(いろんな状況の絵が書いてあるカードを使って、言葉で説明できるようにする)
●輪ゴムを使って、同じ形にする
(横、斜め、縦)など
これらが、ひらがなの読み書き、視覚的な情報処理 の練習になるんだそうです。
言語聴覚士さんの話は、自分の未知の領域の知識を教えてもらえるので、親も子もとても勉強になります。
私も保健師の仕事をしていますが、子どもの発達の細かいところについては、プロの方に相談しないと全くわかりません。
ぜひ、お子さんの発達や、言葉、生活でお困りのことがあったら
自治体の相談をどんどん利用してみてくださいね。